ピアサポーター・イオ

クライシス中に咲いた庭の桜


このブログの管理などに入って、初めてのドーンとしたクライシスにぶち当たっていました。

クライシスとは:WRAP(元気回復行動プラン)における、他人の助けが必要になる様な精神の危機的状況の事

何かしらの「引き金」が有って、注意サインが出る状態、深刻な状態を果て、クライシスに入る時などと
大きな「引き金」があってそのままクライシスに入る時など色々がありますが、まさしく今回はこの大きな「引き金」からそのままクライシスパターンでした。
私はうつ病持ちかつ環境の変化などに物凄く敏感なので、ちょっとした事が「引き金」になるのですが、今回は大きすぎる、マンガで育ち盛りの高校生が持ってくる爆弾おにぎりくらい大きなものでした。

しかし今回はかなり自分の成長を感じています。
それが有ってから2週間と少し、もうクライシスと言うほどはダウンしていない。
きっと3年前の自分だったら今ほど回復していないし、向き合うことも全力で避けていたかと思う。
ではどうしていたのか、客観的に考えてみよう。
4月2日、引き金にぶち当たる
3日〜7日、深刻なクライシスに陥る
5日〜7日、その時に浮かんだ言葉をSNSに吐き出す
8日、お世話になってる社協さんに訪問面談のお願いを出す
16日、引き金になった出来事に向き合い、ほんの少しだけ解決
2日以降のどこからか〜現在(20日)、明らかな身体症状が出る

この間に何をしていたか、それは会話。
私のクライシス中の頭の中は色んなものでごっちゃごちゃ、眠る時に無音にしたら泣き出してしまうほどごっちゃごちゃ、何も考えたくないからとにかく動画をエンドレスに点けていた。

それでも自分の頭の中が整理される事はないので、色んな人と会話の時間を持たせてもらった。
父、友達、社協の職員さん、ピア、色んな人に聞いてもらって、それ以外の時間は考えなくて良い様に引き金に関係のない雑談をさせてもらった。
どうしようも無い状態の私に寄り添ってくれる人々が、ありがたい事に、この2年近くの活動で繋がってとても増えたのだと物凄く物凄く実感した。

お陰で頭の中は少しずつ整理されていき、気分の波はあるものの、向き合う事で進んでいく事、敢えて向き合うのを避ける事で自分の心を守る事の大事さを学んだ。
生きていく事、それだけでも学びがあるのだと感じた。

つくづくピアサポーター研修を受けて良かったと、当時の恐怖に向き合ってくれた自分に感謝し、その後、繋がりを持ってくれた人々に大きな感謝をしている。

まだ身体は重かったり怠かったり、日によってムラが凄いけれど、頼ってくれて良いんだよ、話聞くよ、と言ってくれる人達の存在はかけがえないものであると、色んなタイミングで実感する日々。
まとまらないが、今回はこの辺で。読んで下さり有難う御座いました!

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