ピアサポーター・イオ(コラム)
「ひきこもっていた時の、努力と挫折と対策の話」
この出来事たちを書こうと思った理由の話、編。
近所を散歩してみようと家から出て、知っている道と一本間違えた道に進んでしまって迷子になったり、何が原因か父と喧嘩して、私にだって少しくらい出来る!!!とブチ切れて深夜にローソンに行ったり、ひきこもっている間にも1人で外に出る事は何度もあった。
この出来事たちの事を、私はずっと"ただの挫折経験"としか思っていなかった。消化しきれない思い出だった。
2024年12月8日、リカバリーカレッジ文化祭in東京
そこで私は「ヒューマンライブラリー」という講座に本(話者)として参加した。ひきこもっていた人生を語った。
質疑応答&感想を読者(聴者)から聞き答える時間で、私は「父へのプレゼント?の話」の事を簡潔に話した。
そしたら読者の方から意外な言葉をもらう「賢い人なのかな?と思いました」と。
なぜ!?と聞いてみると
・ケーキを買うのに店員に対面で話しかけられない
・SNSなどの非対面でのやり取りで人に慣れていった
この2点の様な部分から、自分の出来ない事を、自ら分析して、変えていく事が出来ているのかなイコール賢い人なのかな、と。
私の記憶がおぼろげなせいか、かなり話を盛りに盛っている気がするが。
閑話休題。
私にとっては"ただの挫折経験"だった事が、人から見たらその経験をもとにして、自分なりに変えていっている様に見えるのか!と目から鱗。
おかげで"ただの挫折経験"の数々が、今の自分を形作る物になっていたのかなと消化できる様になった。
なので書いてみた、誰かの気づきとか何かになるかもしれないし。
私の話を誰かが聞いて、その誰かが何かを思ってくれれば嬉しいのです。
おわり
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