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ピアサポーターたっくん(コラム)

ピアサポーター 私はピアサポーターになって4年くらい経つのだろうか。 今まで個別支援やリカバリーストーリーの発表、 WRAPファシリテーター、 ヒューマンライブラリーでの生きている本、 としての派遣を受けたことがあります。 ピアサポーターになったきっかけは、 ピアサポーター養成研修実行委員会の人に講師やグループファシリ をしてみませんかと言われたのがきっかけでした。 それまでは、 高知市のピアサポーターとして活動していたのですが、 今は県と市の両方で活動をしています。 今は個別支援とWRAPファシリテーターとして派遣されています が、毎週一回あるのがWRAPファシリテーターのお仕事です。 私は今まで自分が通所しているデイケアでしかファシリをしたこと がなく、 地域でやるのってどんな感じなんだろうと思っていました。 今回は、自分が通所するデイケアに派遣され、 仲間と一緒にWRAPファシリをしています。 このWRAPでは地域と同じようなタイムスケジュールでやってい ます。 なのでたくさんの学びがあります。 WRAPで自分が今まで気づかなかったことや、 地域ではどんな感じで進めていくのかとか。 先輩ファシリのやり方を見て勉強しながらクラスを進行しています 。 次は地域でWRAPをする予定が入っています。 地域でのWRAPは私を入れて3人でやる予定です。 3人のうち2人はファシリテーター養成研修の同期なんですね。 3人とも地域でのWRAPのファシリテーターの経験がない人です 。 なのでどんな風なクラスになるか楽しみです。 今回はこのへんで。                                    たっくん

R7.8.29ピア交流会に参加して(ピアサポーターせんずより報告)

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大好きな画像。全体を見たら上がり下がりを繰り返していても、現在地は始点よりステッ プアップしてるよ。※国立精神・神経医療研究センターホームページより引用。 編集注:せんずさんからは8月30日に寄稿していただいてました。更新遅れて本当に申し訳ない!   先日、 ピア交流会に参加してきた。   テーマは「リカバリーについて」。   これまでの自分の経験や思いと重なることがたくさんあって、心の奥が何度も揺さぶられた。   ---   「安心できる場があること」   まず改めて実感したのは、「安心できる場を持つこと」の大切さだった。   診断名や 障害種別という ラベルで判断されるんじゃなくて、一人の人間としてそこに居られること。   そのことがどれだけ心を支えてくれるのか、私はこれまでの自助グループやピアの活動を通して何度も感じてきた。   安心できる場があるだけで、人は自分の言葉を取り戻し、次の一歩を踏み出すことができるんだと思う。   ---   「“これくらいできるはず”や“普通”を手放す」   支援者や周囲がつい持ちがちな「これくらいできるだろう」という基準。   その言葉を聞いたとき、自分自身にも突き刺さった。   私はよく「普通に戻らないと!」と焦ったり、「もっと頑張ら ないと! 」と追い込んでしまう。   でも、今のままの自分を良しとすることこそ大切だと気づかされた。   そして、結果が伴わなくても「行動を起こした自分」を褒めたいと思った。   過去の自分が踏ん張ってくれたからこそ、今の私がいる。   だから、病気になった自分は“失敗”なんかじゃない。   だけど、こう思えるようになるまでにすごく時間がかかった。   今でも揺らぐことがある。   人それぞれ、時間の掛け方や前に進む歩幅は違う。   それぞれの当事者のペースや選択を支援者も家族も信じてほしい。   ---   「語ることと、受け取ること」   「経験を語ることは力になる」という言葉には大きく頷いた。   ただし、語ることはいつでも良いわけ...