ピアサポーター・イオ
『中土佐町から何かできれば』イオの本の話と、きょうだいの話。
今年の5月から高知県立大学の永国寺キャンパスで行われている
「永国寺はらっぱフェス」の中のヒューマンライブラリーに本やサポートとして関わらせて貰ってる。
2月にプレ開催があって、その時には関わっていたので、私の今年の活動の一つの軸。
という事で、私のヒューマンライブラリーの本の話。
前置き:本と言っても製本する訳では無く、色んな経験の当事者が"生きている本"として、読者と称する少数の聴者に向けて語り、感想や質問などに答える対話を行うのが基本、元々の理念が普段は接する事のない精神的困難当事者と話して偏見を溶かす事が目的だったりするので。
さてでは本題、要は
語る人=本
語る経験=本の内容
な訳ですが、私の本の内容は今の所2つ。
人それぞれ色んな経験をしているので、どの経験を語るかで内容は変わります。
私の1冊目の内容は「ひきこもりから、なんか色々語れる人への変化」
2冊目の内容は「家族に対しての想い」
2冊目は家族事でアホみたいにしんどい想いをした後に、経緯をまとめてたら草案が生まれた物、なので私の人生の非常にパーソナルな部分が出ている(気がする)
先日、実際に読者に話す前に、気心知れてる相手に聞いてもらう編集会議も兼ねている本読み会で話させて貰った。
元は6000字超えの前後編を、なんとか4000字超まで削った、個人的名称"簡略版"
文章はここで途切れていた。
8月に途中まで書いて放置されてました、何が書きたかったのか思い出せないので、2025/10/26新しく書く。
元々あんまり人生の岐路とか大事な場面では関わってなかった下の兄の事は、簡略する前から記述が少なかったんだが、その後当日を迎えるにあたって更に縮小した簡略版からは下の兄に関する記述をほぼ消した。
当日は対話の時間があるので、下の兄の事が気になったら聞かれるだろうと思って残り少ない部分も消した。
結果聞かれる事は無かったけどw
そうそう、本読み会の時も多分あんまり聞かれなかった。
私から見た母の事、私から見た上の兄の事、私から見た父の事、自分の内面の事、色々詳細に思い出して書いて尚、あんまり覚えがない下の兄。
きっとこれから読んでいく本は簡略版のみなので、下の兄の事を少しここに書いておこう。
彼は私の10歳上で、人生の途中で一人っ子から弟になった人。
私が外出もままならない状態になってた時、ほんの少し面倒を見てくれてた様な状態になってた。
あの家庭環境の中で育ったのだから、それなりに人生に思う所はあったのだろうと推定しているがよくわからない。
聞いてみても良いが、きょうだいの誰より自分の心情を話す事をはぐらかしている感じがいつもするので、聞かれたくないのか?と思うとあまり気は進まない。
個人的に知りたくはあるんだけど、私が不登校だった頃を丸々見て知ってる1人(父と下の兄のみ)でもあるのでどんな考えを持っているのかとか聞きたいけど、きょうだいとはいえ個人、無理に聞き出す訳にもいかない。
戸籍上の続柄は親の次に近い人、血縁的には親と同等に近い人だけど、腹割って話そうと言う勇気の出ない相手。
近いからこそかもしれんな。
下の兄だが戸籍上はイオ家の長男なので(上の兄は父にとっては養子)お墓参りとかは毎年やってくれてる…けど、お墓の前で写真を撮るんじゃない、ピースをするんじゃない、サングラスを外しなさい…と妹が何かしら心の中でツッコミを入れる写真を送ってくる人。
墓はお花変えたよってだけの写真で良いのよ、あなた写るのは寺の前とかで良いのよ。一緒に撮るならせめてお墓の後ろに行ってください。
我がきょうだいは私も含めてどこかが抜けている人達だが、彼は妹目線でも少し心配になる人だ、上の兄もだけど。
元一人っ子、元一人っ子、末っ子長女の三兄妹は、ほんのりカオスである。
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